御手洗潔のダンス

島田荘司御手洗潔のダンス」を読んだ。

御手洗潔のダンス (講談社文庫)

御手洗潔のダンス (講談社文庫)

短編4編から成る。
最初の「山高帽のイカロス」は、
如何にも推理小説らしい作品を楽しめるし、
謎解きについてもなるほどと思わせる。
3作目の舞踏病は、
ウチの母が舞踏病の症状が出たことがあったので、
薬についての蘊蓄も興味深く読めた。
シャーロックホームズシリーズの、
赤毛連盟」を思わせる推理作品である。
最後の「近況報告」は、
御手洗潔ファンへのサービスと言えるものだ。
今回も島田ワールドを満喫できた。