昨日は朝から、
家族そろって京都に行った。
知恩院へ法要に行ったのだ。
母はちゃんと歩くのに不安があるので、
我々だけで行った。
祝日だったので、
電車も通勤時のようだったし、
京都の町も人が多かった。
それでも法要の広いお堂の中は寒いほどだった。
お経を読んでもらって先祖の冥福を祈る。
これを「回向」と言うが、
隣で受付を待っていた、
おそらく40代の主婦らしき人は、
「回向」を「かい何とか」と言っていた。
仏教用語ではあるが、
中年で法事に寺に来るような人でも、
案外知らない人もいるのだ。
私は日本語を教える立場でもあるので、
極力正しい言葉を知っておかないと、
恥をかくことになると感じたことであった。
