この忙しさを助長しているのが、
父の遺品整理である。
もう10年近く前に亡くなった父の遺品を、
なぜ今頃になってしているかというと、
父の部屋を長男が使うことになったからである。
それにしても、
もっと前にできていていいはずだが、
それには母の反対があったからである。
思い出の品を捨てることや、
捨てる品物の多さ、
さらには遺品業者が家に入ってくることへの抵抗、
などがあったためである。
母が入院し、
長男が父の部屋を使うことになった今、
ようやく手をつけているのである。
しかしそれをやる我々は大変である。
