長岡弘樹「線の波紋」を読んだ。
- 作者: 長岡弘樹
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/11/06
- メディア: 文庫
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それぞれが独立した短編小説としても読めるが、
全部が繋がっていて、
1つの大きな作品となっている。
この作家の作品は、
短い中に意表を突くどんでん返しと、
細かい部分の事件の伏線が隠されていて、
作家の実力の高さがよくわかる。
中心となる事件は、
幼女誘拐事件と気味が悪いものであるが、
小説の出来ということになると、
読み応えのある小説であった。