オロロ畑でつかまえて

荻原浩「オロロ畑でつかまえて」を読んだ。

オロロ畑でつかまえて (集英社文庫)

オロロ畑でつかまえて (集英社文庫)

過疎の村の村おこしの話である。
村の現状を何とかしようとする青年団が、
都会の傾いた広告代理店に依頼して、
恐竜伝説をでっち上げて話題を集めようとする。
これはとにかく笑える小説である。
登場人物達が滑稽で楽しい。
しばらく警察ものばかり読んでいたので、
読みやすくて精神衛生上とてもいい。
家内に勧められて読んだが、
実際面白かったので、
他のお勧め作品も読むつもりでいる。