ジェイムス・グレイディ「凶弾」を読んだ。
- 作者: ジェイムズグレイディ,James Grady,池央耿
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1994/12
- メディア: 文庫
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その事件を主人公の刑事が追うという話。
これも弟が持っていた本を見つけて読んだものだ。
目撃者の女性を匿いつつ、
主人公のグループは秘密裡に一歩一歩捜査を進める。
目撃者との関わりや、
周囲の様々な人間関係や登場人物の背景など、
単なる事件ものではない深みがある。
特に仲間からバカにされ、
疎んじられていた警官が、
主人公のチームに入って見せる目覚ましい活躍や、
チームや事件関係者との心の交流など、
感動的で涙を誘う場面もある。
見ごたえのある映画を1本見た気分であった。