勝敗なし

昨日は、
次男が通う支援学校の運動会であった。
小学部から高等部まで、
全部一緒に運動会を行うのだ。
季節外れの暑さと陽ざしには参ったが、
晴れたのはよかった。
次男も楽しそうにやっていたが、
やはり印象的なのは、
支援学校の運動会そのものだ。
競争やリレーなど、
歩くのさえ大変な子もいれば、
健常児と同じように速く走れる子もいる。
したがって、
この場では勝敗は本当に意味をなさない。
みんな障害児の家族ばかりなので、
他の子が競技にとても長い時間がかかっても、
暖かく見守ってあげられる。
オリンピックも、
そもそも参加することに意義があるはずなのに、
今では大きく様変わりしている。
それに比べて、
ここでは本当の意味での、
日頃の練習の成果と参加の意義が現れていた。