A・J・クィネル「血の絆」を読んだ。
- 作者: A.J.クィネル,大熊栄
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1985/02
- メディア: 文庫
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貸してくださったものである。
冒険小説というべきかわからないが、
息子を失ったと思っていた女性が、
生存を信じ旅をしていくうちに、
様々な国の様々な境遇の人が協力し、
息子の生還を目指すという話。
全然関係ない背景を持つ人々が、
女性の目的にひかれて、
親兄弟以上の絆で結ばれていく様は、
ある意味古典的でありながらも、
感動を覚える。
文もややこしくなく読みやすい。
こういうジャンルも娯楽作品としてはとてもいい。