クラスレベル

専門学校の話。
今年度の1年生は、
A、B、C、の3クラスに分かれている。
そして例年より際立つのが、
クラスレベルの差である。
Aクラスはかなり優秀で、
私の話も理解しており、
質問も的を射ている。
何より学習姿勢ができている。
おそらく出身国の大学を卒業して来ている。
難点はプライドが高いことくらいだ。
Bクラスは一番教えやすい。
適度ににぎやかで熱心である。
ただ時々私の話を聞きとれていないこともある。
Cクラスはやはり、
私の話を理解できていないこともあり、
作文の添削もかなり大幅修正の必要がある。
集中や根気もあまり長時間続かない。
ただそれでもまじめに努力している。
現在のところ、
これが現状であるが、
これが少しずつ変わっていくのも面白い。
Aクラスで実力が落ちていくのもいるし、
BやCクラスで上のクラスに上がる子もいるのだ。
学習姿勢や物事に取り組む精神など、
わが身に置き換えて学ぶべき点も多い。
この仕事の醍醐味である。