ゴールデンスランバー

伊坂幸太郎ゴールデンスランバー」を読んだ。

ゴールデンスランバー (新潮文庫)

ゴールデンスランバー (新潮文庫)

身に覚えのない、
首相暗殺の容疑で追われる主人公。
その逃走劇を描いた作品だが、
読んでいて途中で、
「あ、この話知ってる。」
と思った。
それで思い出した。
以前映画で見たことがあったのだ。ある意味悲惨極まりない状況で、
大学時代の友人関係が懐かしく描かれ、
助けてくれる連続殺人犯や、
裏家業の入院患者など、
周囲の人間が印象的で面白い。
読んでいて映像が浮かびやすく、
確かに映画化に向いている小説だと思った。