愛と情熱

先日の授業でのこと。
留学生の1人から、
これまでの日本語学習について聞いた。
すると、
以前数年にわたって、
友人から頼まれて、
マンガの翻訳をやっていたことがあるという。
そしてそれは、
仕事ではないので、
全くの無償ボランティアであったという。
その学生は当時仕事をしていたので、
仕事の傍らそれをやっていたらしい。
報酬もなく自分の空き時間を使って、
なぜそこまでするのか、
と聞くと、
「そのマンガに対する愛と情熱です。」
と答えた。
その学生にとっては、
日本語上達に大きな力となっただろう。
またそれだけの情熱を呼び起こす、
日本のマンガの力にも驚かされたことであった。