小野不由美「営繕かるかや怪異譚」を読んだ。
- 作者: 小野不由美
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/12/01
- メディア: 単行本
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早速他の小野不由美作品を読んでみたわけである。
6つの短編からなる。
おそらく金沢などをイメージした古い町で、
古い家に住む人が怪奇現象に見舞われたとき、
登場するのが「営繕かるかや」である。
家の修理などを行う営繕業でありながら、
怪奇現象に造詣が深く、
適切に対処していく主人公が頼もしく思える。
怖い話でありながら、
古い町や古い家の描写が懐かしさを感じさせる。
シリーズ化されているのなら、
続きが読みたい小説である。