尾根を渡る風

笹本稜平「尾根を渡る風」を読んだ。

尾根を渡る風 駐在刑事

尾根を渡る風 駐在刑事

久しぶりの笹本作品である。
5つの短編作品からなっている。
以前に読んだ「駐在刑事」の続編だ。
http://d.hatena.ne.jp/tanglou/20121103
駐在刑事

駐在刑事

もともと刑事だった主人公が、
奥多摩の駐在所の警官になる。
山登りを趣味としながら、
身近に起こる事件を解決していく。
あまり凶悪な事件はなく、
美しい山の描写や地元の人との交流もあり、
読んでいて心地よく、
重い読後感がない。
おそらくまた続編が続くと思う。
続編もまた読みたいと思っている。