降魔の剣

北方謙三「降魔の剣」を読んだ。

降魔の剣―日向景一郎シリーズ〈2〉 (新潮文庫)

早速続いて読んだ、
日向景一郎シリーズ第二弾である。
前作から拠点を江戸に移し、
薬草園の庇護者を得て、
伯父、甥とともに、
焼きものづくりを始めた主人公であるが、
剣豪物なので当然中心は剣術のシーンである。
今作ではかなり完成されていて、
主人公は常人を越えた強さになっている。
これまで「楊家将」や「水滸伝」など、

楊家将〈上〉 (PHP文庫)

水滸伝　一　曙光の章 (集英社文庫)

他の北方作品を読んだが、
やはり共通するものがある。
女性は登場するが、
基本的に男臭い話であり、
会話がかなりの部分を占める文章である。
慣れてくれば読みやすい。
次の作品も読もうと思っている。