国際テロ

たまたま図書館で、
手に取って借りて読んだのが、
トム・クランシー「国際テロ」である。

国際テロ〈上〉 (新潮文庫)

国際テロ〈上〉 (新潮文庫)

ジャック・ライアンのシリーズ12作目である。
かなり前に、
このブログで作品を読みたいと書いていた。
http://d.hatena.ne.jp/tanglou/20100511
図らずもそれが実現したわけである。
テーマはある意味タイムリーである。
ジャックライアンの肝煎りで作られた、
民間の諜報テロ対策組織が、
CIAやNSAなどの通信を傍受して、
アラブのテロリスト対策に乗り出すという話である。
主人公はジャックライアンの息子と、
従兄弟たちである。
現代のテロ横行の状況においては、
痛快に思えるストーリーだが、
映画化された「レッドオクトーバーを追え」や
今そこにある危機」、「エアフォース・ワン」、
レッド・オクトーバーを追え!アドバンスト・コレクターズ・エディション [DVD]

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今そこにある危機 [DVD]

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エアフォース・ワン 特別版 [DVD]

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などに比べると、
もう少しひねりがあってほしかった気がする。
しかし、
まるまる1週間かけて読める歯ごたえある大作であった。