天使の囀り

貴志祐介「天使の囀り」を読んだ。

天使の囀り

天使の囀り

アマゾンで猿の肉を食べたことから、
日本で起こる様々な事件を追う心理学者の話。
線虫の描写にはぞっとさせられた。
蟯虫や回虫のような線虫については、
様々な説明が書かれており、
以前従兄弟から、
サナダムシについて聞いたことはあったが、
この本で新たな認識を得られた。
同じ作家の「黒い家」や「悪の経典」に比べて、
黒い家 (角川ホラー文庫)

黒い家 (角川ホラー文庫)

悪の教典〈上〉 (文春文庫)

悪の教典〈上〉 (文春文庫)

登場人物の底知れぬ悪意がないのが救いであったためか、
パニックものとしてとても面白く読めた。