親鸞

五木寛之親鸞」を読んだ。

少し前にあるブログを読んでいて、
親鸞と弟子との問答に興味を持っていた。
数冊の親鸞に関する本も読んでいた。
そして先週水曜日にある生徒さんから、
五木寛之に関する話を聞いていた。
さらに先週金曜日に、
別の生徒さんがこの本を貸して下さったのである。
ちょっと偶然が連なったので、
タイミングがよかった。
親鸞の子供時代から比叡山での修行、
法然の弟子となり結婚、
新潟に流刑となるまでを描いている。
初めて五木小説を読んだが、
大変読みやすい。
精神的な深い問題を扱いつつも、
ドラマを見るようにスムーズに読める。
あまり知らなかった親鸞という人を、
またその葛藤を身近に感じることが出来る。
この後もシリーズが続いているようである。
続きも読みたいと思っている。