日よけ

道を歩いていて、
狭い道などで前を行く人が、
日傘をさしていると邪魔に感じる。
それが自転車に乗っている場合はなおさらだ。
「日焼けしたくない」、
「日差しが強いのに耐えられない」、
「皮膚ガンにならないように」、
などの理由があるのだろう。
かくいう私の家内も日傘をさして歩く。
長い間私は、
世の人々がそれほど日差しを嫌う意味がわからなかった。
「ドラキュラじゃあるまいし、
そんなんじゃ日中に外出できないじゃないか」
と思っていたのだ。
しかし昨日、
風はかなり涼しくなってきているこの時期ながら、
天気が良くて日差しが割と強かった。
家内や次男と買い物に出かけて、
外を歩いていた時、
ふと日陰を歩いている自分に気付いたのだ。
この年齢になって初めて、
日差しの強さがエネルギーを奪う、
ということを身を以て知ったのだった。