有頂天家族

森見登美彦有頂天家族」を読んだ。

有頂天家族

有頂天家族

コミカルなファンタジーと言えるだろうか。
京都を舞台にした、
狸と天狗と人間が入り乱れての大騒ぎの話である。
言葉の使い方や台詞回しがとても面白いし、
私にとって身近な京都や大阪の地名が次々出てくるのも良い。
狸が電車に化けたり天狗が空を飛んだりするので、
実写の映画などは無理だろうと思っていたが、
実はアニメ化はされていたようだ。とにかく途中で嫌になることもなく、
読み通せた面白い作品であった。