力人 雷電為右衛門

もりたなるお「力人 雷電為右衛門」を読んだ。

力人―雷電為右衛門 (新潮書下ろし時代小説)

力人―雷電為右衛門 (新潮書下ろし時代小説)

江戸相撲横綱雷電為右衛門の話である。
名前は知っていたが、
どんな人だったかを知ったのはこの本が初めてである。
持って生まれた体格と力から、
無敵の力士となった。
身長1メートル97センチ、体重172キロ。
その体格もすごいが、
強力な突っ張りで多くの怪我人が出たという。
さらに驚くのは、
44歳まで現役で力士を続けたことである。
江戸時代の相撲の状況も知ることが出来る面白い小説であった。