債権者

数年前から、
家内はクロスワードなどのパズル作家として、
毎月雑誌社からの依頼でパズルを制作してきた。
去年の11月から、
その出版社の原稿料の支払いが滞るようになった。
経理の担当者に何度も連絡したが、
もうすぐ払うという返答に終始してきた。
しかし原稿制作の依頼は毎月続いた。
ところが、
原稿料支払いについて電話した先日のこと。
晴天の霹靂のニュースが入ってきた。
その出版社が倒産して業務停止しているとのことだった。
担当者から電話やメールがあり、
翌日には弁護士からの封筒が届いた。
家内は未払いの原稿料の債権者となったわけである。
その金額は数十万円に上る。
とりあえず現在は弁護士からの連絡待ちである。
予測してなかったわけではなかったが、
やはりショックであるのには違いない。