笹本稜平「白日夢」を読んだ。
- 作者: 笹本稜平
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2010/10/25
- メディア: 単行本
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http://d.hatena.ne.jp/tanglou/20121224
- 作者: 笹本稜平
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2011/08/10
- メディア: 文庫
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去年のほぼ同じ時期だった。
読み始めると、
いろいろ思い出してくる。
仕事に行き詰まった探偵が、
学生時代の同級生に誘われて警官になる。
同僚のベテラン刑事や元同僚の探偵とチームを組み、
警察と暴力団の癒着に関わる事件を追及していく。
潜入捜査官の自殺から始まる話だが、
このシリーズは、
かなり細かく捜査の過程や会話が描かれるのが特徴的だ。
そして前向きで明るいのもいい。
こうした警察ものは基本的に事件が解決して終わるが、
後味の悪いものもある。
若干最後の急展開はあるが、
この作品は後味が悪くなかったのでホッとした。