井上靖「北の海」を読んだ。
- 作者: 井上靖
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/08/31
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井上靖の作品を読んだのは、
中学時代の「天平の甍」や「蒼き狼」以来である。
- 作者: 井上靖
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1964/03/20
- メディア: 文庫
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- 作者: 井上靖
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自伝的小説というだけあって、
台詞や状況描写が細かい。
とても同じ作家が書いた物と思えないほどだ。
なぜ突然井上靖作品を読んだかというと、
「七帝柔道記」の影響である。
- 作者: 増田俊也
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
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- メディア: 単行本
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七帝柔道の寝技中心柔道に関して描かれているからである。
読んでみると、
確かに柔道に関して書いてあったが、
思っていたほどのボリュームもなく、
全般的には方向の定まらない青春時代の葛藤が中心の話であった。
それでもこの時代の学生気質を伺える作品であった。