堂場瞬一「標的の男」を読んだ。
- 作者: 堂場瞬一
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2013/01/10
- メディア: 文庫
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このシリーズを読むのは初めてなので、
最初は主人公もわからず、
何かよく把握できずに読みづらい感じもしたが、
途中から俄然面白くなってきて、
2日で一気に読み終えてしまった。
同期の2人の刑事が主人公である。
強盗殺人事件を巡る話で、
事件解明までは案外複雑だったが、
タイプの異なる刑事の思考を追いつつ読む段階になると、
頭にスムーズに入ってくるようになる。
上司や部下や家族など、
刑事周辺の人間関係も、
浅過ぎず深すぎずで読んでいてしんどくない。
シリーズの他の作品も読む気になった小説であった。