手術の翌々日は、
のんびりしたものだった。
シャワーに入れたのが特にうれしかった。
食事も普通に出されたものを食べてもよい。
よく病院のごはんはまずいという人がいるが、
私にとってはとてもおいしかったし、
メニューも工夫されていると感じた。
時間があるものだから、
毎回の食事が楽しみで、
あっという間に食べてしまい、
お膳を返しにいくのはいつも私が一番だった。
空いた時間はテレビで相撲中継を見たり、
金庸の「天龍八部」を読んだりしていた。
- 作者: 金庸,岡崎由美,土屋文子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2002/03
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肉体的辛さが和らぐと、
病室での生活は楽なものだった。