手術日当日。
手術は１５時からということであった。
朝食と昼食は抜き。
本を読んでいると、
担当看護師がやってきた。
私の前に手術を予定されていた人が、
手術を取りやめることになり、
私の手術は１時３０分からに変更となったとのことだった。
午後になると、
家内が仕事を休んで来てくれた。
家に来ていた郵便物をもらう。
すると中に専門学校からの封筒がある。
期末試験の時に休んだ学生の追試答案である。
手術まで１時間を切っていたが、
気持ちに何らかの引っ掛かりがあるのも嫌なので、
急いで採点をやってしまう。
そして談話室に行き、
専門学校に電話して結果を教務の人に伝えた。
そして病室に戻ると、
いよいよ手術に行くこととなった。
