長編

昨日、北方謙三水滸伝」6巻を読み終えた。

水滸伝 6 風塵の章 (集英社文庫 き 3-49)

水滸伝 6 風塵の章 (集英社文庫 き 3-49)

ここのところ、
読む本といえばこの北方水滸伝である。
子供のころ読んだイメージと異なる登場人物が面白い。
しかし、19巻まであるという長編小説を読むのは、
ひょっとして私にとって初めてか、
あるいはかなり久しぶりだろう。
途中で嫌になったりしないのは、
さすがに作家の筆の力である。
すでに青面獣楊志は死んでいるし、
金瓶梅」の元となった、
潘金蓮」のあたりのエピソードも大きく違う。
何より花和尚魯智深人間性が全然違い、
魅力的な深い人柄で描かれている。
とにかく、最後まで読み終えたいと思う。