2013-04-29 粗茶を一服 家庭 読書 日常 山本一力「粗茶を一服」を読んだ。粗茶を一服―損料屋喜八郎始末控え作者: 山本一力出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る「損料屋喜八郎始末控え」シリーズの第三弾である。 主人公喜八郎はほぼ完全無欠のヒーローで、 有能な仲間に囲まれて、 難題を次々解決していくが、 山本一力作品は結末を詳しく書かず、 余韻を残す感じで終わる物が多い。 それがぴったり来るいい作品も多いが、 私としては、 エピローグ的なものもあってほしいと思う。 いずれにせよ、また続きが読みたくなるシリーズである。