粗忽

昨日仕事に行く電車の中で、
図書館で借りた本を開いた。
読み始めてしばらくして、何か違和感を感じた。
「この話、知っている。」
さらに読み進んで納得した。
以前に読んだことがあったのだ。
情けない。
すっかり忘れてしまっていた。
何回も繰り返して読むような本もある。
しかし推理小説の場合はそうはいかない。
本を鞄にしまって眠りに入ったのであった。