ヒート

堂場瞬一「ヒート」を読んだ。

ヒート

ヒート

駅伝に出たことがある、
神奈川県の職員が知事の命で、
ラソン大会を立ち上げる話である。
コース設定の苦労、
ペースメーカー選手への参加要請、
招待選手への参加要請、
参加選手や周辺の人々の背景など、
次々と展開があって飽きさせない。
どうなるんだろうと思いながら、
どんどん読んでしまう。
大変面白い小説であった。
この本は家内が図書館で借りてきたのである。
私が自分で選ぶだけなら、
どうしても限られてしまうが、
家内が借りたり、
生徒さんに面白い本を紹介してもらったりして、
世界を広げられるのはありがたいことだ。
この作家はスポーツ小説や警察小説で有名らしい。
ほかの作品も読んでみようと思っている。