落ち着き

日常の喧噪に巻き込まれる前の朝の静けさは、
心に落ち着きと余裕を与えてくれる。
今朝は犬の散歩で、
近くの小学校の周りを歩いていた。
昨晩、小学校では盆踊りがあったので、
校庭にはまだ櫓が残っていて、
道にも花火の跡が残っていたりして、
その名残がうかがえた。
目の前の地表を体長約5センチほどのバッタが跳び、
小学校のフェンスに飛びついたり、
首輪をしたネコが校庭に悠然と寝そべっていたり、
人間とは違う世界を生きているものの時間を感じられる。
始終頭の中で考えたり、
心の中のおしゃべりがあったりすると、
身体は動いてなくても疲弊していく感じがするのに、
走ったり歩いたりしていても、
シーンとした静かな精神状態にあると、
活力が充填されていくような気がするのは何故だろう?