庭に1本ほとんど生命力を失った木がある。
かなり前から母に、
「枝を切って欲しい。」
と言われていたので、今朝重い腰を上げた。
ちょうどいいチャンスだと思い、
長男と次男に手伝わせることにした。
2人とも興味を持った様子で、
家内に脚立を支えてもらいながら、
枝切りに勇んで参加したが、
もともと根気のない次男は、
1本細い枝を切っただけでリタイアした。
実直な長男は黙々と何本も枝を切った。
ノコギリの歯を入れる角度や、
怪我をしないように手足の位置などを長男に指示していると、
ふとかつて自分も父の庭仕事を手伝いながら、
こういう注意事項を覚えてきたことを思い出した。
今年受験生の長男ではあるが、
勉強だけではないこうしたことも
徐々に学んでいって欲しいと思っている。
一汗かいて家の中に戻ると、
次男はすでにゲームに夢中になっていた。