Lie to me

お気に入りのドラマのシーズン2が始まり、
録画して見ている。
アメリカのドラマ「Lie to me」である。

人間の表情やしぐさなどから、
秘密やウソを見破る博士の話で、
主に警察事件物が多いが、
それだけではない人間ドラマである。
もちろん架空の話だが、
ある程度こういうことを研究している人はいるのだろうな、
と思う。
しかし、一方世の中は、
秘密を隠したままでいたり、
ウソをつき通すことがだんだんできなくなってきていると思う。
あくまで私が自分の子ども時代と比較しての感想だが、
様々なところで情報開示がされたり、
あるいは思わぬ方法で暴露されたりすることが増えた。
また、そういう状況にともない、
人はウソがばれたときの影響の大きさや
自分の精神的な負担を考えて、
早めに素直にウソを認めたり、
秘密を暴露したりするようになってきている気がする。
昔より人々の考え方が、あっさりしてきている気がするのだ。
昔は、どんなに白々しくともウソをつき通したり、
秘密を「墓場まで持って行く」という人がいたように思う。
また、テレビの普及のせいかもしれないが、
普通の人々が人の表情からウソを見破るレベルは昔より向上していると思う。
様々な側面があって簡単には言えないが、
私はこれ自体はおおむねいい傾向だと思っている。