親の小言

長男は今日から中学3年生になる。
だんだんと親の言葉をうるさがるようになってきた。
日常生活における姿勢や物の片付けなどの、
ごく当たり前のことである。
私も中学・高校時代はそうだったので、
わからないわけではない。
しかし、親の身になれば、
心配だし言わなければならないから言う。
長男は一応小言に耳を傾けるが、
親の言うとおりしなかったり、面倒くさがったりする。
一方で、
友達に言われたことや学校の先生に言われたことは気にするようだ。
それは、親の言葉の信用度が薄れているとか、
何度も言われてきたことで、
言葉の重みが無くなっているということなのかもしれない。
ただ、自分のことを思えば、
小さい頃から親に言われてきたことは、
いつの間にか身に付いていて、
自分の価値観や姿勢になっているものも多い。
それは大人になった今から考えても、おおむね正しい。
だからやはり親としては、
うるさがられようが軽んじられようが、
言うべきだと思うことは言うのである。
それが親の責任だと思っているのだ。