また京都(4)

金閣寺を出て、
さすがに少々疲れたので、
歩いて三条に戻ることは諦めた。
バス停は人が一杯で、並ぶ気がしない。
そこで、少し歩いてバスか電車を探すことにした。
フラフラ歩いているうちに線路に出たので、
駅を探すと少し前方に駅らしきものが見え、
そちらに歩いていくと、
かなりレトロな駅舎が見えた。
近づいてみると、
嵐電北野白梅町」の駅であった。
残念ながら写真を撮るのを忘れてしまったが、
今回の京都行きで最も印象深かったのがこの駅舎であった。
規模はかなり小さいが、
ヨーロッパの駅舎風のドーム型の造りである。
駅舎の壁や屋根など、
とにかく全体に懐かしさを感じさせる雰囲気があった。
電車も1両だけのバスのような感じで、
のんびりした風情があった。
四条大宮まで乗って、その後帰路についた。
帰宅して携帯の歩数計を見てみると、
2万6千歩歩いたことがわかった。
少々疲れたものの、癒される小旅行であった。