日本武術(3)

八光流木鶏塾のホームページを見た。
そこで興味を引かれたのは柔術ではなく、
同じ教室で教えられている沖縄拳法についてであった。
沖縄拳法とは、泊という所で伝えられた古いままの空手である。
かなり以前に、本部朝基という沖縄空手の達人がもっぱら練習し、
沖縄空手最重要の型とも言えるナイハンチという型があると聞いていた。
また、昔の友人から、
ひたすらナイハンチばかりを練習する団体があると聞いたこともあった。
そんな重要な型とはどんなものだろうと思っていた。
そして、それを練ることでどんな効果があるのだろうとも思っていた。
沖縄拳法でもこの型を徹底的に練ると書いてあった。
また、筋肉の壁を貫いて浸透する強烈な突きや、
姿勢によって作られる強さ、重心の移動による力など、
武術マニアを刺激する言葉が並んでいた。
平日の昼間にこの沖縄拳法を学べないものだろうか、と考え、
整体師の生徒さんを通じて、木鶏塾の垣本先生に問い合わせた。