抓周

先日の授業で、
「抓周」という言葉が出てきた。
これについては、
以前中国人の先生から聞いたことがあった。
赤ちゃんの目の前にいろいろな道具や物を置いておく。
赤ちゃんがどれを選ぶかで、
その子の将来の職業や適性を占うというものである。
この話を聞いて、わたしがすぐ思い出したのは、
子連れ狼」である。
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裏柳生に家族を殺された主人公拝一刀が、
生き残った息子大五郎の目の前に刀と鞠を置き、
復讐の旅に息子を伴うかどうかを決めるシーンがあるのだ。
またチベットダライラマの生まれ変わりの子供を
選別する際にも同様のことが行われたらしい。
まだ何もわからない赤ちゃんに将来を占わせるこの方法を、
もちろん重要視するつもりもないが、
自分の子供にやらなかったことが少し悔やまれる。
昨晩、昔に録画しておいた「子連れ狼」を、
ついまた見てしまった。