仕事を終えて帰宅して、
家に入ろうとすると、
玄関の前でうちの犬が座っていることがある。
一応これは出迎えてくれているのである。
頭を撫でてやって家に入る。
一方、犬小屋に入ったままで、
出迎えることのない日もある。
その時は、こちらが家に入ろうとするのを
犬小屋の中で寝たまま、チラッとこちらを見る程度である。
面倒なのか寒いのか、
まあその時の気分なんだろうと思っていた。
しかし、先日その理由に気づいた。
ここのところ、
朝の犬の散歩に行ってなかった。
ふくらはぎを痛めたり、腰を痛めたり、雨だったり。
とにかく散歩に行けないことが多かった。
散歩に行ってない日は、
ヤツは私の帰宅を迎えないのである。
散歩に行った日は、嬉々として出迎えてくれる。
考えてみれば、わかりやすい理由ではあった。
ヤツにしてみれば、
「因果応報、身から出た錆だ。」
とでも言いたいのだろう。
できるだけ頑張って散歩に行ってやろうと思う。
