怪談の翻訳

今日は私が主催する中国語教室で、
中国人講師による会話授業がある。
毎回テーマを決めて会話を行うが、今日のテーマは「怪談」である。
知っている怪談を、
その場でいきなり中国語にして話すというのは難しいので、
生徒さんには事前準備として翻訳したものを持ってきていただく。
通常、会話授業の際に、
私は横で聞いていてたまに口を出すこともあるが、
基本的には何もしない。
しかし、今日は久しぶりに自分も翻訳することにした。
いざやり始めてみると、
生徒さんに課題を出したものの、結構難しいことに気付く。
話の順序、言葉の選び方はもちろん、
怪談として効果的な話の持って行き方など、
考えることは多い。
いろいろ推敲し、試行錯誤の挙句、とりあえず完成した。
難しかったものの、この作業は楽しかった。
中国人の先生ならば、どのように書かれるのか知るのも楽しみだ。