私が怪談好きであることは、
このブログでは再三書いた。
そして先日、「心霊づきあい」という本を買った。
- 作者: 加門七海
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: 文庫
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加門七海の本を買うのはこれが2冊目である。
買うというのは、
手元に置いておいてまた繰り返して読みたいと思うことである。
加門七海が心霊関係の人たちにインタビューするこの本も、
私はまた繰り返して読みたいと思ったわけである。
子供がかつて「怪談レストラン」ではまり、
- 作者: 松谷みよ子,怪談レストラン編集委員会,たかいよしかず
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 1996/07/10
- メディア: 新書
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様々な人が出てきて怖い体験談もたくさん載っている。
私が特に怖くて興味深く感じたのは、
「日本の怨霊」という本を書いた大森亮尚という人のインタビューであるが、
- 作者: 大森亮尚
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2007/09/01
- メディア: 単行本
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最後に出てくる稲川淳二のインタビューである。
これは、私が稲川淳二の怪談が好きだというだけではない。
もちろん怪談も書かれているが、
息子さんのことを書いたわずかな箇所に、
涙が出そうになるほど感動したからである。
私の教室の生徒さんの中には、
怖い話は嫌いだという人も多いので、
強力に勧めはしないが、これはよい本であった。