LCC

先日たまたま
テレビで中国へ旅行する番組をやっていた。
番組作りのために、
中国語が話せるディレクターが中国に行く。
その一部始終を細かく伝えるという番組であった。
出発は茨城空港からであった。
空港には中国人観光客がたくさんいた。
そのディレクターが乗った飛行機は、
いわゆるLCCであり、料金はまさに格安であった。
航空会社は春秋航空、料金はなんと片道4000円である!
機内食はないので、弁当を買う。
よくわからないが、あんかけご飯のような弁当だった。
値段は安く、ホカホカでおいしそうだ。
中国人は冷えたご飯は食べないので、
特に温めることが必要である。
上海までの所要時間は3時間ほどだが、
一番の難点は座席の狭さである。
多くの乗客を乗せるため、多くの座席を作っているのである。
狭い座席の窮屈さにより身体が硬くなるのを防ぐため、
キャビンアテンダントが中心になり、
乗客にストレッチ体操をやらせていた。
若い時やどうしても安く行く必要があればよいが、
楽しい旅行は飛行機にもなるべくゆったり乗りたいと思うので、
おそらく私は利用することはないだろうと思ったが、
この破格の安さを打ち出す企業努力はすごいと思う。