教育マンガ

先日弟が「読むか?」と言って貸してくれたのが、
マンガ「タイガーマスク」全7巻であった。

タイガーマスク(1) (講談社漫画文庫)

タイガーマスク(1) (講談社漫画文庫)

子供の頃、アニメのタイガーマスクをよく見ていた。
本当に久しぶりにマンガを読んで、
マンガの方もよく読んでいたのを思い出した。
「ああ、そうそう、これ読んでたなあ。」
という場面が何度も出てきて、懐かしく思った。
奇想天外なレスラーたちや
虎の穴の覆面レスラーとの戦いには胸が躍る。
一方、今回初めて最終巻まで読んだが、
こんな終わり方だったとは知らなかった。
最後の7巻目は明らかに精彩を欠いている。
そしてあっけない終わり方。
何か寂しい感じがするが、
今回読んでみて、
これは明らかに子供向けの教育マンガだとの感想を持った。
子供にとって残酷な場面もあるが、
思いやりや根性といった価値観を訴えている。
今のマンガにもこうしたことはあるのだが、
複雑でわかりにくいような気がする。
もっとストレートに、
小学生たちにもわかりやすい正義感を教えてくれる
こうしたマンガが今の時代に必要なのではないだろうか。