白夜行

一昨日から読み始めた「白夜行」を、
夜中の2時に読み終えた。

白夜行 (集英社文庫)

白夜行 (集英社文庫)

続きというか、謎の答えが知りたくて最後まで読んでしまった。
これまでに読んだ理系推理ものの「探偵ガリレオ」や
コミカルな「浪花少年探偵団」と大きく異なる。
暗く陰鬱な話である。
殺人事件の謎解きだが、
殺人が起こる理由が知りたくて読んでしまう。
そこまで引き込む筆の力はすばらしいと思う。
主人公というか殺人者の精神形成を思うと、ぞっとする。
私は見ていないが、この作品も映画化されたようだが、
白夜行 [DVD]

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後味は悪く、寝る前に読むには適さない。
しかし、大作であり傑作である。