意外にも

先日専門学校1校の学年末テストがあった。
今年担当したのは、真面目な学生のクラスだったので安心していた。
ところが、実際ふたを開けてみると、
カンニングしようとした生徒が2人いた。
それが共に授業では大変真面目な生徒だっただけに驚いた。
幸い未然に防いだが、やはりカンニングに対する認識が違うのだ。
日本人の学生はまずカンニングしないし、台湾人学生もそうだ。
私は現代の日本人学生が決していいとは思っていない。
授業態度や集中力や礼儀は全然なっていない。
しかしカンニングについては皆無である。
台湾人学生は理想的である。
授業態度、能力、礼儀など総じて問題ない。
ところが中国人学生は、
台湾人学生以上にすべてにおいて立派な生徒もいる一方、
むちゃくちゃな学生もいる。
そして全体的にカンニングに対して悪いことだという認識は薄いようだ。
みんな性格はいいので、これは文化的社会的なものなのであろう。
こうした面でも早く成熟してほしいものだ。