昨日の生徒さんから聞いた話。
お子さんがまだ小さかったころ、
突然膝が腫れて、ふくらんだようになっていた。
病院にいくと、前日に風邪をひいていたので、
風邪の菌がそちらに行ったのだろうとのことであった。
ところが数日しても腫れは一向に減らない。
整形外科に行くと、やはり同様のことを言われ、
結局腫れの元となっているところを手術することになった。
しかしその後、
同じ病院の小児科医師が血液検査の数値の異常に気づいた。
整形外科との相談の結果、整形外科医は手を引き、
小児科医が調べたところ、小児リウマチであることがわかった。
治療に数年かかり、現在ようやく完治にまでこぎつけたという。
この病気が完治する率も低いそうで、
生徒さんのお子さんが小児科医によって病気が発見されたこと、
そして完治にまで至ったこと、
これらは共にこのお子さんの運の強さのなせる業だろう。