声変わり

私が仕事を終えて自宅の最寄り駅に着くのが、
だいだい夜9時半過ぎである。
そして長男が通っている塾の終わるのもこのころで、
よく一緒に帰ることがある。
もう身長が私とほとんど違わなくなった息子と、
並んで歩き少し話す。
数日前、息子の声が低くなっているのに気づいた。
声変わりしたのである。
当たり前といえば当たり前のことだが、
子供の成長の早さに、時の経つ早さを感じてしまったことであった。