急病人

ここのところ、乗った電車が故障したり、
乗ろうとした電車が人身事故で動かなかったりと、
電車関連のトラブルが続いていた。
もちろんそれで大きな問題があるわけでもないのだが。
しかし昨日、朝の電車の中でまたしても少し問題があった。
ある駅で停車中、同じ車両内で「ううっ」という声がしたので、
そちらの方を見てみると、サラリーマン風の男性が倒れていた。
近くにいた人が車両の外に出て、車掌に対して、
「急病や!急病人や!」と叫び、
車掌が来て、少しして駅員もやってきた。
倒れていた人は駅員に助けおこされて、ホームのイスに座った。
支えられながらも自分の足で歩いていたので、
とりあえずは大丈夫な様子であった。
優先座席に座っていたその人は、
どうやらペースメーカーをつけていたらしい。
ペースメーカーに影響があるので、
優先座席で携帯電話を使用してはいけないというのは、
現在ではかなり知れ渡っている。
今回も誰かが携帯を使っていたわけではないが、
そうした危険性を改めて知らされた気がした。