乗る猫

先日コタツで横になっていると、
家で飼っている猫が胸の上に乗って坐った。
少々重いが、意外であった。
昔飼っていた猫たちはたびたびこういうことをした。
世の飼い猫たちもよくこういうことをするようだ。
しかし今飼っている猫は、
公園で捨てられていたのを保護されて、
うちがもらった猫である。
人に慣れていないせいなのか、
人にダッコされることにも慣れず、
膝の上に乗るなどと言うこともなかった。
ところが今回のこの変化である。
ようやく我々家族に慣れたのか、
寒さに耐えかねたのか、またはその両方なのかもしれない。