イラガ再び

先日、庭の柿の木を切った。
植物が伸びすぎて人の手が加えられていない状態は、
何となく見苦しいものがある。
ハシゴに登って高いところの木の枝を切っていると、
切った枝が落ちてくる。
もちろんそれを避けるのだが、
不覚にも一本の枝が顔の上に落ちて当たってしまった。
瞬間痛みが走った。
打撃の痛みだと思っていたが、
ヒリヒリする痛みが長く続いているので、おかしいと思った。
枝を見ると派手で毒々しい色の虫がいる。
少し前に次男が触ってしまい、
グローブのように手が腫れてしまった、あのイラガであった。
ちょうど次男が病院でもらった薬があり、
それをつけて事なきを得たが、その痛みは強烈であった。
枝を切り終えて数えてみると、
一本の柿の木に5匹ほどのイラガの幼虫がいた。
今後は最初からイラガがいるものと思って注意しなければならない。