子どもの勉強

上の子が中学に入学してから、
子どもの勉強を見る機会が増えた。
学校や塾の宿題が主である。
英語はまだ始まったばかりで大したことはないが、
数学などはこちらも少し頭をひねって
考える必要のある問題もある。
昨日などは、理科の復習につきあったのだが、
野の花を形状によって分類するというのがあり、
花の名前などは聞いたさえないものが
かなり数多くあった。
さらに、緯度・経度や時差についてもあり、
東京で1月1日午前10時だと、
ロンドンでは何時になるか、などという問題もあった。
私にとって、忘れていることや知らないことも多い。
仕事上で使う知識や思考力は、
もはやある程度固定的なものである。
新しい知識を得たり、
普段と違う頭の使い方をすることも少ない。
子どもの宿題を見ることが、
案外そうした面を刺激するのである。
以前ある生徒さんから、親のボケ防止のために、
ニンテンドーDSと計算などの学習ソフトを、
誕生日プレゼントに贈ったという話を聞いた。
私の場合、ボケ防止というのはまだ少し早いが、
子どもの宿題を見るのは案外ボケ防止になるかも知れない。